トンキニーズ
2014/08/10
猫の一種トンキニーズの歴史・特徴・性格・お手入れの仕方などをまとめました。
トンキニーズ
Tonkinese
原産
カナダ
毛
短毛
体重
2.7~5.5キロ
タイプ
セミフォーリン
トンキニーズの歴史・ルーツ
トンキニーズの起源は1950年代に遡ります。
その頃、アメリカとイギリスのブリーダーがシールポイント(シャムの基本的な毛色のことで、
身体はクリームがかった薄黄色、ポイントは濃い黒褐色)のシャムとセーブル(バーミーズの毛色で、
濃い茶褐色のもの)のバーミーズを交配させ、それぞれのよい所を併せ持つチョコレートポイントの猫を作り上げました。
それが今のトンキニーズの原型です。
しかしそれ以前の来歴に関しては不明な点が多く、1800年代のキャットショーに登場したシャムが起源とする説や、
1930年代、医師のジョセフ・チースマン氏(Joseph Cheesman)がカリフォルニアに輸入した
「ウォンマウ」(Wong Mau)という猫が起源だとする説などがあります。
1979年にCFAとTICAに公認され、2001年からは混血種分類から純血種分類に変わっています。
なお、オランダで生まれたセミロングヘアータイプのトンキニーズは、時に「チベタン」(Tibetan)と呼ばれることがあります。
名前とインドシナ半島の「トンキン地方」、及びヴェトナム戦争で話題になった「トンキン湾」とは無関係です。
元々は「South Pacific」というミュージカルに登場する「Tonkanese」(トンカニーズ)という島にちなんで
「トンカニーズ」と呼ばれていましたが、シャムやバーミーズ同様、「発祥の地にちなんで名づけたのだろう」という勘違いが流布し、次第に「Tonkinese」というつづりに変化し、それに呼応して読み方も「トンキニーズ」に変わってしまったようです
トンキニーズの特徴・性格
トンキニーズの特徴は、つややかな被毛です。「ミンク」とまで呼ばれるほど滑らかで、
四肢、顔、耳、尾にポイントがあります。生まれてすぐは白ですが、
数年かけてトンキニーズ独特の色調が出てきます。ボディはシャムとバーミーズの要素を併せ持ったセミフォーリンタイプ。
トンキニーズの性格は天真爛漫(てんしんらんまん)・活動的で愛情深く、社交的で知的です。
トンキニーズのお手入れ・注意点
トンキニーズのお手入れは1日1回の軽いブラッシングで充分です。