ピクシーボブ
2014/08/10
猫の一種ピクシーボブの歴史・特徴・性格・お手入れの仕方などをまとめました。
ピクシーボブ
PixieBob
原産
アメリカ
毛
短毛
体重
4~8キロ
タイプ
ロング&サブスタンシャル
ピクシーボブの歴史・ルーツ
ピクシーボブの起源は、1985年の春に遡ります。
アメリカに住むキャロル・アン・ブリュワーはマウント・ベーカー(ワシントン州カスケード山脈)の麓でオスの子猫を買いました。
翌1986年、ブリュワーは更にもう1匹のオス猫を保護しましたが、
彼女が引き取った2匹の猫は、共にボブキャットのような短い尾を持っていたといいます。
その後、隣の家に住んでいたブラウンスポッテッドの
メス猫と交配させて生まれた子猫の内の1匹を「ピクシー」(Pixie/妖精)と名づけ、ブリーディングが始まりました。
彼女はカスケード山脈付近で見つけた計23匹の猫を繁殖プログラムに取り入れましたが、
これはその近辺にボブキャットとイエネコのハイブリッドが生息しているというキャロル信念からでした。
しかし後年のDNAテストでは、ピクシーボブにボブキャットの血が混じっていないことが判明しています。
ピクシーボブの特徴・性格
ピクシーボブの特徴は、短いボブテイルで、長さは3~15センチメートルほどです。
しかし実際は全く尾のない「ランプータイプ」、6~12センチの「ミドルタイプ」、
そして祖先である「ピクシー」と同様、長いしっぽのタイプがいます。
純粋にボブキャットのような見た目を求める人に合わせ、長いしっぽを断尾してしまうブリーダーもいるそうです。
体は全体的に筋肉質でがっしりしたロング&サブスタンシャルタイプ。
オスでは8キロに達することもあります。
短くて濃いコートにはヤマネコに似たブラウンのスポットがあり、
表面はとても滑らかです。創始者であるキャロルが、ピクシーボブを作出するに当たって非常に多くの猫を用いたため、
結果的に近親交配に見られるような健康上の疾患が少ないという特徴もあります。
ピクシーボブの性格は、穏やかで飼い主に忠実です。頭がよく、甘えん坊な所もあります。
ピクシーボブのお手入れ・注意点
ピクシーボブのお手入れは、1日1回のブラッシングで充分でしょう。