暑気払いは暑さを打ち払うと言う意味で使われる言葉で、昔江戸時代の頃は暑さを打ち払うと言われている食べ物や飲み物、お酒などを飲んでいました。
食べ物や薬、飲み物の他にも薬湯(枇杷湯、桃湯、どくだみ湯など)、行水、川遊びなどで暑気払いをしていました。
現代でも涼しくなる食べ物として旬の野菜が食べられていたりプールや海水浴に行ったり避暑地に行ったりします。
打ち水なんかも暑気払いの方法としては有名。
暑気払いは江戸時代の文献にも残っている風習で厚さを払うとされる食べ物を食べたり飲みものを飲んだり
涼しい場所に行ったり川で行水したりする事です。
こう暑いと暑気払いをしたくなりますね。
西瓜とか食べたい〜
暑気払いって暑さを打ち消してくれるような食べ物のことだそうです。
西瓜とかビールもそうらしい(^○^)
暑さ対策しないと暑くてつらい
地面に水をまく打ち水なんかも効果があります。
エアコンもいいですが、使いすぎるとエアコン病になってしまい
夏バテの元です。
風が吹いているなら、窓を開け風通しを良くすると涼しいですよ。
風の通り道を確保して、扇風機で部屋の空気を追い出してやると涼しい風が入ってきてオススメ。
暑気払いの時期
暑気払いは夏の暑い時期ならいつでも構わないけれど飲み会か何かを開くときは速すぎても遅すぎても変ですからきちんと時期をみて開催します。
昔、日本では二十四節気や雑節で季節の変わり目を知り、体調管理に役立ててきました。
昔から暑気払いの宴会をするような時期は
- 6月21日頃、夏至
- 6月30日 夏越しの祓
- 7月7日 小暑
- 7月20日 土用
- 7月23日頃 大暑
- 8月7日 立秋
- 8月23日 処暑
暑気払いの時期は梅雨明けから立秋くらい遅くて処暑ですね。
とは言え暑ければ暑気払いになりますから大体6月から9月くらいちょうど初夏から残暑が気になる季節に暑気払いの飲み会をするのが良いと思います。
暑い時期にビールを飲んで涼しくなりたいと思っているだけなので時期はそこまで気にしなくても大丈夫。
暑気払いで食べられる食べ物
日本では春の食べ物が体に良いとされています。
なので6月から7月にとれた野菜を食べていました。
6月から7月といえば麦の収穫時期です
夏と言えばそうめんですがこれは麦を使っているからです。
麦は夏バテ対策に今でも食べられて飲まれたりしています。
みんな大好きビール、麦ご飯やそうめん、うどんなんかも麦ですね。
他にもきゅうりやゴーヤやスイカなどが食べられます。
スイカやきゅうりは体を冷やし、おしっこがたくさん出るようになるので余分な水分を体の外に出してくれます。
ゴーヤはビタミンCがたっぷりだし、冬瓜やカボチャは栄養たっぷりで保存が効くため重宝した。
なすや桃の葉やどくだみの葉で作ったお茶を飲んだりしています。
そして江戸時代、暑気払いと言えば甘酒です。
天秤棒を担いで甘酒を売り歩いていたそうです。
甘酒は必須アミノ酸やビタミン、ぶどう糖やオリゴ糖などをたっぷり含み、「飲む点滴」ともいわれる栄養ドリンクです。
米を発酵させて作るノンアルコールドリンクで冷やした甘酒を夏バテ防止に飲んでいたそうです。
氷とかそういう物は高級品で貴族しか食べられなかった。
江戸時代、暑気払いに食べられる食べ物は
- 瓜(きゅうり、ゴーヤ、スイカなど)
- 麦で作られた食べ物
- 甘酒
- なす
- 桃の葉で煎れたお茶
- どくだみの葉で煎れたお茶
夏が旬の野菜とかは涼を取るのに最適です。
より食べられやすくなっているのは植物の進化というかそういうのを感じます。
暑気払い現代編
現代ではエアコンもあるし氷の入った飲みものを夏に好きなだけ飲める環境にあります。
昔ほど暑気払いを真剣にやっているわけではないですね。
とは言え会社の同僚、もしくは知人、友人たちとビールを飲んだり
避暑地や川へ遊びに行くのは楽しいもの。
みんなで流しそうめんをしたりするのも楽しいですね。
幹事を任されたとしてもそこまで堅苦しいものでもないし
案内状を作って出欠を確認したら乾杯の挨拶をするくらいのもの
気楽なものです。
乾杯の挨拶にしても
「みんなで盛り上がって暑さを飛ばしましょう!乾杯~♪」
くらいの挨拶で飲み会をはじめてしまえばいいので気楽です。
まとめ
暑気払いとは?
- 時期は6月~9月くらい
- 昔はきゅうりやスイカ、甘酒の他に薬湯を飲んでいた。
- ビールは暑気払いになる。
- 現代では飲み会をしたり避暑地に行ったり、そうめんを食べたりする。
暑い夏を暑気払いで乗り切って仕事も遊びも充実させたいですね
ただし、ビールはアルコールなので暑気払いに良くても水分補給という意味ではアルコールを排出するために汗をかくから微妙なところ
スポーツドリンク以外のノンアルコールドリンクを飲んで水分補給するのは必須です。
打ち水なんかも効果があります。
、
ではでは(^○^)ノシ
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