紳士の嗜みとして女性をエスコートするレディーファーストですが
実際は外道な由来がある、現代日本では関係のない話ではあるんだけど
レディーファーストという概念が生まれた中世ヨーロッパでは女性に優しくするとか
女性優先なんて生ちょろい理由ではない。
レディーファーストが生まれた理由
レディーファーストが生まれた中世ヨーロッパ、貴族社会で貴族を貶める謀略や暗殺など
男性にとってとても危険な社会だった、女性の取り合いから殺し合いになったりと
危険極まりない、そんな社会で女性優先、女性を優しくエスコートする。
なんて言う気持ちが育つはずがない、当時のレディーファーストは
女性をエスコートする言うよりも女性を盾にする作法なのだ。
女性に先に行ってもらい危険がないか確認してもらうというのがレディーファーストの本当の意味だ。
中世ヨーロッパに生まれた言葉なのかギフトというのは贈りものとい意味があるけど
毒という意味がある、剣での暗殺ができない人は食べ物に毒を入れての毒殺が流行っていた。
中世ヨーロッパの暗殺が流行っていた頃、剣をもって暗殺をする勇気のないひとは、相手に毒入食べ物の『贈り物』をして殺そうとしました。そうした『贈り物』があまりにも多かったので「贈り物」を意味するギフトが「毒」を意味するように変わっていった
中世ヨーロッパでは女性の地位が低かったからそういう事になっていたのではないだろうか?
上から目線で守ってやるみたいな感じに振る舞いつつ女性を盾にしていたのがレディーファーストの起源。
ようは毒見役を気持ちよくやらせる、貴族の男が生き残るための手法がレディーファースト
レディーファーストで命の危険を回避する
部屋の中に先に入らせる
部屋に暴漢や暗殺者がいないか確認してもらう
女性を盾にして暗殺者から身を守る。
車に先に入ってもらうのも同じ理由
女性が襲われているスキに戦う準備をしたり逃げたりできる。
食事は先に女性に食べてもらい毒が入ってないか確認
優しさと見せかけて単なる毒見役
先に食べてもらえば安心して食べられる。
女性は歩道側を歩いてもらう。
現代では女性を車から守るためだが、中世ヨーロッパでは家の窓から
糞便を捨てるため男性に糞便がかからないようにするためだ。
紳士はうんこを被るのは嫌だけど女性ならいいみたいな感性が怖いですね。
レディーファーストを断る
レディーファーストを断るのはあなたのために命をかけられないという
意思表示になる、日本人はこの風習を知らないからいいけれど
外国人の場合はこの風習を知っているから気分を害してしまうかもしれない。
男性からのアプローチを断るにはいい手かもしれない。
まあ、欧米では最近、レディーファーストな行動をすると女性差別として捉えられるらしいのですがこういう事で差別とか言い出すのも問題ですね。
フェミニズムが流行るのも無理がない
19世紀のフランスで始まった運動で女性の権利を広げる。
男女同権を実現するための活動でした。
女性に選挙権がなかったりと詳しい事は別の記事でかきました。
こうやってレディーファーストの例を見ていくと女性の扱いはひどい
貴族の男性ですら盾に使っているのだから一般人の男女は更にひどかったんじゃないかと個人的には思う。
まとめ
現代のレディーファーストは女性を優しくエスコートするものだけど
中世ヨーロッパのレディーファーストは女性に安全を確認させるためのものだと知って
なんかがっかり
- 女性を先に部屋や車に入らせる⇒暗殺対策
- 女性から先に食べさせる⇒毒殺対策
- 女性は歩道側を歩き男性は車道側を歩く⇒うんこを被らないため
- レディーファーストは女性差別だと言う人も欧米には存在する。
日本の女性は男の3歩後ろを歩けっていうのは
日本男児が安全を確認してから部屋に入るためなのかな?
日本では家の中では女性、奥様の方が家を仕切っていた。
あくまでもホストは奥様だった事を考えると昔の日本は案外男女平等だったのかも?
そう考えるとなかなか面白い。
ヨーロッパの文化って割と女性差別というか女性の立場が弱いですね。
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