城に植えられた松の木は、じつは非常食
日本の城には松の木が植えられていることが多く、とても情緒ある雰囲気を演出してくれる。
しかし、この松の木はなにも美観のために植えられたのではない。
じつは非常食として利用するためだ。
松葉には殺菌力があり、葉緑素やビタミン、ミネラルも含まれている。
苦味や臭み抜き、餅やダンゴなどに加工することで、食用として飢饉から人間を救ってきた。
いったん戦になれば大軍相手に籠城することもある。
いかに非常食が用意されているかが重要になる。
城の松の木は、風流を味わうためではなく、実戦に即した大事な設備だったのだ。
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